火星の風景 -Martian Landscape-

漫画や本等の雑多な感想を細々と記載して行きます。ジャンプは火、サンデーは木、チャンピオンは土、深夜に更新予定。

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【読書】 Q.E.D.証明終了 加藤元浩


Q.E.D.―証明終了 (1)

◆私にとっての最高のミステリコミックはたがみよしひさ『なあばすぶれいくだうん』でした。ベテランだけどマイナーな作家しかも学研が発行元の『NORA』というマイナーな雑誌でミステリものというマイナーなジャンル(当時連載発表当時は金田一少年やコナンが登場前のため本当にマイナージャンルでした)。三重苦としかいえないような作品でしたが探偵役の安堂の女好きだが根が冷酷なために淡々と殺しの捜査やトリックの解説が入るところや犯人の動機が後発の金田一少年のように復讐だけではなかった点、冷酷で虚弱体質な安堂とは逆の筋肉バカ三輪とのコンビも面白く毎月(たまに落としてましたが)楽しみな作品でした。また大概の話は一ヶ月で完結しておりコミックス1冊の中に5っの事件簿という驚異的なペースで発表されていたのが素晴らしかったです。残念ながら絶版のため新刊での入手はできずまた絵柄にも特徴があるため好き嫌いが分かれると思いますBOOK OFFなどで気に入ったら入手してみてください。お勧めは3巻の『0の頂点』です。都築道夫バリの論理のアクロバットを見せてくれます。
『なあばす』終了後のミステリーを読みたいという思いをかなえてくれたのが『Q.E.D.証明終了』でした。頭脳明晰で少し人間味にかけるが主人公の燈馬想とスポーツ万能で脳天気な水原可奈のコンビは上記の安堂と三輪のコンビとは異なりアクがなく感情移入しやすいキャラとなっており。扱っている謎もスカイダイビング中におきた殺人まさしくタイトル通りの『青の密室』勝鬨橋の中に隠されていた死体とその死体が発見された事によって浮き上がる謎の解明が主題の『凍てつく鉄槌』ドーン教授の周りで起こる怪異は燈馬の些細なミスが原因が端を発した『デデキントの切断』などが殺人や日常の謎そして数学的な雑学と多種多様です。個人的には燈馬の可奈への思いが見え隠れする『学園祭狂騒曲』『夏休み事件』も好きですが。
◆安堂と三輪は一生あのまま死んでも直りそうにないキャラが魅力でしたが、燈馬と可奈は人間として成長してゆく過程が見れるだけ先が楽しみな事といつかはあるはずの最終回をどのように迎えるのかが現在進行中の楽しみとなっています。でもできるだけ長く続けて欲しいです。

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