火星の風景 -Martian Landscape-

漫画や本等の雑多な感想を細々と記載して行きます。ジャンプは火、サンデーは木、チャンピオンは土、深夜に更新予定。

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【音楽】ゴールデン☆ベスト 筋肉少女帯 ユニバーサル・セレクション


ゴールデン☆ベスト 筋肉少女帯~ユニバーサル・セレクション~

1. 蜘蛛の糸
2. 香菜、頭をよくしてあげよう
3. リルカの葬列
4. ノゾミのなくならない世界
5. トゥルー・ロマンス(シングル・バージョン)
6. 僕の歌を総て君にやる
7. サーチライト
8. 小さな恋のメロディ(シングル・バージョン)
9. タチムカウ-狂い咲く人間の証明-
10. 221B戦記(シングル・バージョン)
11. トキハナツ
12. サンフランシスコ
13. カーネーション・リインカネーション
14. 日本印度化計画(ライブ)
15. これでいいのだ(ライブ)

和月伸宏先生『武装錬金』に登場したパピヨンこと蝶野攻爵その異常ないでたちで変態好きの人々の心をわしづかみにしましたが、その蝶野攻爵の精神面のモチーフになったが筋肉少女帯の『蜘蛛の糸』であることを和月先生自体が単行本の中で記載しておりました。それが影響してかどうかはわかりませんが『武装錬金』最終巻発売を前に『蜘蛛の糸』を収録した筋肉少女帯のベスト盤が3月1日に発売されました。
筋肉少女帯に関しては前期と後期に分けて考える人が多く超高速ピアニスト三柴理が在籍していた時代を前期、日本で2番目に早いギタリスト「メタルバカ一代」の橘高文彦が在籍した時代を後期と分けており。今回のアルバムは後期の中でも晩年の時代からのセレクションになっております。そのためたちが悪くあくの強い時代ではないので少し物足りないところはありますが。
大槻ケンヂがノイローゼ(後にマジックマッシュルームのフラッシュバックによる後遺症と告白)になりながら書いたエキセントリックというかキチガイじみた詩を他のメンバーが強引に曲にしてしまう方式をとっていたため『スラッシュ禅問答』『ソウルコックリさん』『電波BOOGIE』などタイトルだけでもふざけてるとしか言いようのない歌詞をキッチリ名曲として仕上げており。橘高文彦を中心にメンバーみんないい仕事をしてました。それでもさすがに笠地蔵をモチーフにした『ロッキン笠地蔵』はメンバー全員に反対されお蔵入りにされたそうですが。
◆蝶野攻爵のテーマで「あの娘」をカズキに変えたらそのまんま通用してしまいそうな『蜘蛛の糸』実はこの曲には『蜘蛛の糸~第2章~』がありますが聞いた人のほとんどがトラウマになるダークな詩です。本当はこちらが蝶野にはふさわしいのですが。そして絶対結婚できないミュージシャン大槻ケンヂのゆがんだ恋愛観が滲みでる『香菜、頭をよくしてあげよう』歌詞に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが歌詞のゆがみっぷりも含めて名曲。ドラムの太田明のバスドラ連打が炸裂し超高速ポルカというわけのわからないジャンルを確立した『ノゾミのなくならない世界』そして筋肉少女帯というバンドの集大成とも大曲『サーチライト』上記4曲に比べるとポップで聴きやすいが通常の売れ線狙いとは違う『僕の歌を総て君にやる』『小さな恋のメロディ』など初めて聞く人には無難なラインナップではないでしょうか。そこから気に入った曲があればオリジナルアルバムに手を伸ばして頂ければ幸いですおすすめは上記曲のほとんどが収録の『レティクル座妄想』と名曲『再殺部隊』(なぜベストに入らなかったんだろか不思議)を含む『ステーシーの美術』。私はスタジオ収録曲はすべて持っているので上にジャケットもあれなので購入する必要はなかったのですがレアトラックスのライブバージョンに負けて購入しました。レコード会社って汚いですね。
◆今回のベストに含まれないアクの強い時代の筋少に関して絶版になっているものが多いのですが、ダメ人間という言葉を最初に広めた名曲『踊るダメ人間』を含んだ初期ベストアルバム『筋少の大車輪』がおすすめです。三柴理が参加している『仏陀L』『SISTER STRAWBERRY』は絶版のためプレミア化しており。Yahoo!オークションでも強気な値段がついている事が多いので手頃な値段で中古屋で見かけてもし興味があれば入手してみてください損はさせないと思います。

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【音楽】No Heavy Petting  / UFO

noheavy

漫画雑誌以外にも感想を書いてゆきたいと思います。管理人の趣味はかなり古臭いので最新のアルバムは出てこなく音楽知識自体にも疎いためにあまりためにならないと思いますが箸休めと思ってお願いします。


最初は単純にこのブログのタイトル『火星の風景』が収録されている。このアルバムを紹介したいと思います。ブログタイトルにした理由として特に思い入れがある曲ではなかったのですがボーカルのフィル・モグの酒やけ声が印象に残っていたのとこの訳のわからない曲名のインパクトから選んだだけです。

◆UFOと言えば知っている人には当然ですがギターのマイケル・シェンカーのが在籍していたことで有名なバンドです。実際マイケル脱退後のUFOはぱっとせずに墜落。またマイケルシェンカーのファンサイトはいくつもあるのにUFO専門のサイトはほとんど見つかりません。このようにUFOはマイケルのバンドというのが常識でしたがこのバンドが通常のワンマンバンドと違うとこはリーダーはボーカルのフィル・モグであるという点にあります。つまり世間一般的にはマイケルのバンドと思われていますが一般のワンマンバンドよりはマイケルのバンド内での発言権が弱く意見が100%通ってはいないためマイケル色は意外と薄いのです。
◆このようなねじれが起こった原因はUFOの成立過程にあり。UFOはイギリスで結成したバンドでその時にはマイケルはおらずミック・ボルトンというギタリストが在籍しておりました。UFOは当初は本国イギリスではまったく売れずなぜかドイツなど西欧諸国で人気があったため営業というかほとんどドサ周りでドイツのライブハウスで演奏している状況が続き。そのためかギターのミックさんが演奏直前によく失踪するようになってしまいました。ミックさんが失踪するとモグさんはドイツでの公演の際には前座で出演してくれていたスコーピオンズのルドルフ・シェンカーさんに頼んで弟のマイケルくん(16)を借りて来ては演奏させてライブを乗り越えていました。何度かこのような状態が続き、マイケルさん以外にも代わりのギタリストに頭を下げて代役してもらっている状況が続くとモグさんもさすがにまずいと思ったのか改善のためにミックさんをクビにしマイケルくんをルドルフさんに説得してもらいUFOのメンバーとして正式に加入してもらいました。イギリスにつれてこられたマイケルくんは英語がまったくわからないというめちゃくちゃな状況であるにもかかわらずアルバム『現象』の全曲の作曲を担当しかもこのアルバムが大好評とばか売れした事からイギリスでもUFOは無名のドサ周りバンドから中堅バンドに上り詰める事に成功したのです。マイケルくんのおかげでいい事尽くめになったのですが、4人のイギリス人の中に英語がしゃべれない若造のドイツ人が1人しかも彼のおかげで大ブレイクという。状況はかなりの軋轢を呼んだらしくUFO時代後期のマイケルさんは酒で酔いつぶれていないか薬でハイになっていないと怖くてギターを触ることもできないというダメ人間街道一直線の状態になり前任のミックさん同様に公演直前に失踪する事態を何度も起こすようになってしまいますがこれはまた後の話です。ちなみにモグさんは筋金入りのアル中で前任のミックさんが逃げ出した遠因もアル中モグさんの酒の強要に耐えられなかったとの噂もあります。UFO墜落の原因は結局モグさんが一番悪かったということです。

『No Heavy Petting』はモグのあるアイディアが最初に導入されたアルバムでもありました。それはキーボード兼ギターリストのダニー・ペイロネルの加入でした。スタジオ収録では可能でもギターを重ねた曲のライブ演奏が困難なことからバンドとしてはサポートギタリストの加入を考えていたが、それは絶対にプライドの高いマイケルが許さない事は目に見えているのでキーボードプレイヤーだけどギターも引けてさらにライブの時はサポートギターにまわってくれる都合のいいメンバーとして加入させたいとマイケルを説得。その結果として参加したのがダニー・ペイロネルでした。このアイディアの素晴らしさはライブ盤の『UFOライヴ』の完成度が示していますのでこちらもおすすめ。しかし、UFOのキーボード兼ギターはマイケルとの衝突から何人も代わりますのでご注意。アルバム自体は存在感のあるギターで弾きまくるマイケルに対してアクセントとして後ろで自己出張するキーボードが素晴らしい『I'm a Loser』が白眉のできです。音質が悪いとは言われていますがオープニングの『Natural Thing』の力押しの荒っぽいギターリフにはしっくりくるので無理にクリアーにする必要はないのかもと思いました。何かの機会があれば聞いていただきたいです。

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